ドローン国家資格(目視外+夜間):二等無人航空機操縦士の実技審査の対策

ドローン国家資格(目視外+夜間) ドローン

ドローン国家資格(目視外+夜間)についての記事です。目視内の試験が終わると任意ですが目視外と夜間の実技試験があります。目視外というのはドローン本体を見ずに手元のモニターを見ながら空撮することを意味しますのでほぼ必須です。夜間は日没から日の出までの空撮です。

飛行前の点検で聞かれる3つの質問に対する回答例

※目視内と全て同じです。

無人航空機の日常点検記録

※目視内と全て同じです。

作動点検(地上点検)

※ほぼ目視内と同じです。異なる部分だけ解説します。(紙を見ながら記入できる)

  • 機体カメラの確認をします(目視外飛行時)
    →(損傷していないか確認してから)問題ありません。
  • 灯火の確認をします(夜間飛行時)
    →(指さしながら目視で損傷していないか確認してから)問題ありません。
  • 画像転送状況の確認をします(目視外飛行時)
    →(機体カメラの映像が送信機に反映されているか確認してから)問題ありません。
  • 灯火の確認をします(夜間飛行時)
    →(ライトが点いているか手をかざして確認してから)問題ありません。
  • 地上点検終わりました

作動点検(飛行点検)

※ほぼ目視内と同じです。異なる部分だけ解説します。(紙を見ることができないので覚える必要あり)

  • カメラの健全性を確認します
    →(カメラを真下まで動かしたあと少し正面より上に戻してから)カメラのジンバル、問題ありません。
  • 飛行点検終わりました

飛行後点検

※全て目視内と同じです。(紙を見ながら記入できる)

実技審査

目視外と夜間はスクエア飛行と異常事態における飛行だけです。どちらも8の字飛行はありません。

スクエア飛行(目視外)

※やることは目視内とほぼ同じです。

異なる点が4つあります。
・ドローンに背を向け送信機のモニターを見ながら操作
・機首を移動ポイントに向けた後、「前方、問題ありません」と言う
・移動しながらカメラを下に動かしていき、移動ポイントに到着するときはカメラが真下を向いていなければならない
・着陸時はカメラを真下に向ける

異常事態における飛行(目視外)

※目視内よりやることが少ない(ホバリングして着陸のみ)

・機体に背を向けて10秒間ホバリング
・目視に戻り着陸する

スクエア飛行(夜間)

※やることは目視内と同じです。薄暗いので距離感がつかみにくくなります。

異常事態における飛行(夜間)

※やることは目視内と同じです。薄暗いので距離感がつかみにくくなります。

飛行後の点検と記録

違いは2点だけです。

・飛行目的:実技審査(目視外)or 実技審査(夜間
・飛行概要:DID、30m未満(目視外)or DID、30m未満(夜間

事故、重大インシデント発生時の報告と対応

※なし

まとめ

ほぼ目視内と同じなので覚えることは多くありません。目視内の勉強時間より短く済むはずです。これが終わればドローンを最大限自由に飛ばせます。頑張ってください!

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